自費治療を導入する前にできなければならないこと

こんにちは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。

最近は色々なところで、自費治療の導入や完全自費への移行のセミナーが増えてきました。

そんな中、アカデミーは今年中はもう会員を募集しないのですが、これには色々理由があるんです。
まあ、その理由はまたいずれ書かせていただくとして。

最近は、柔道整復師でもない、いわゆる「整体」の方々までもが、整骨院・接骨院の自費導入を教えるという分野に参入してきました。

確かに、外傷の治療以外は柔道整復師だろうが整体師だろうが同じ。

もちろん、素人の人は「柔道整復師」と聞くと「ああ、整体する人ね」などと言うことも多いです。

でもね・・・・・

 

ちょっと待て!!

 

別に免許を持ってない方々を下に見るわけではないが、やはりちょっと待て。

 

我々は国から許可を得て、医師以外で外傷の治療をして良いと言われている柔道整復師なわけだ。

 

整体師は医療人ではないが、我々は医療人なんだ。

 

もちろん、だからこそ意識を高く持って勉強もしないといけないのだが、一緒にされては困る。

 

私が専門学校に行ってた頃、すでにカイロや整体の学校に行き、技術を覚えた方も通学されていた。
それはなぜか?

「やっぱり、人の身体触るんやから、ちゃんとそれ相応の免許持たないとあかんやん」

そう言われていたのを思い出す。

金がないから学校に行かないとか、そんな理由はナイ。

私も奨学金がいまだに引き落とされているが、その方々も本当に苦しい生活をしながら学校に通っていたものだ。

 

さあ、なんだか敵を増やした感がありますが、じゃあ柔道整復師として何をしないといけないのか?

 

そもそも、自費治療というのは、本来は保険治療の上にあるものだと思うんです。

 

保険治療全てを否定することはできないんですね。

 

もちろん、外傷以外を保険で診ているということは今の時代ダメなんですが、私らが修業時代は、スタッフが2〜3人なのに、1日に100人とか200人患者さんが来てて、兄弟子や院長からは「1人7分以下で満足させろ」などと脅されて、長かったら膝蹴りされて、まだ学生の頃からなんとか満足して明日も来ていただけるような技術やコミュニケーション術を身体で覚えたわけです。

それって財産なわけです。

今、1日に100人来てますとか200人来てますと言うところでも、明らかにスタッフ数が多い。
当時、本当に大変だったんですね。
毎日精神と時の部屋で修業してる感じです。

保険治療メインで修業してた先生でも、自費に変えたらその修業した経験まで捨てる必要なんて全くないわけです。

その財産を土台として、自分が「こうやったらもっと早く治せるな」と思うことを足していけばいいのです。

 

さてその土台ですが、その土台の大きな要素は「外傷」です。

きっつい骨折までできるようになれとは言いませんが、捻挫や肉離れは適切に処置できる技術と知識が必要です。

だって、それが本来の保険業務ですし、柔道整復師の基本ですから。

そしてそれは必ず他の治療にも役に立ちます。

足関節の固定でも、なんでもかんでも90度固定ではないんですよ。
ちょっと距骨の関節面の形状を考えれば誰にでもわかることですが。

 

苦労して柔道整復師免許を取得したのに、免許を取得してない整体師と一緒にされていいんでしょうか?

 

自費治療の前に、外傷が診れなくて「接骨院」「整骨院」の看板をあげるんでしょうか?

 

やっぱりね、外傷は診ることができる方がいい。

せっかくの業務独占なんだし。

 

長くなりましたが、ということで外傷集中講座を開催します。

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なかなか外傷を診る機会のない先生、外傷に不安のある先生必須の内容となっております。

徒手検査の実技、テーピング固定の実技も行います。

また、特典として、スポーツ現場でテーピングも巻いていただけるようになっております。

実はここには書いていませんが、スポーツ現場はアメフト以外にももうひとつ考えております。
これは受講された方だけにお伝えしようと思っておりますが。

 

柔道整復師として仕事をしていきたいという志の高い先生だけお申込みください。

 

残り10名となっておりますのでお早めに。

 

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投稿者: 正隆松村

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