「外傷以外を自費」スタイルに院を改善するには、いったいどこから手をつけていけばいいか。


こんばんは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。

いよいよ真・問診講座の開催が明後日に迫ってきました。
受講される先生方にはメールで「宿題」をお送りしておりますがやっていますか?

マーケティング講座の時にも「宿題」を出させていただくのですが、理由はどうあれやってきた先生とやってこなかった先生とでは、その後にものすごい差が生まれます。

「迷惑メールに入ってて」とか「メールチェックしなくて」というのも言い訳にもなりませんので(そもそも、もし会社勤めならそんな言い訳は通用しません)、まだの先生、知らなかった先生は今すぐメールをチェックして宿題を終えてご持参くださいね。

 

そういえば、なんだかんだと言っていよいよ私もネットとかでdisられるようになってきました(笑)

いや〜、ありがたい。
嫉妬心にかられた人たちがわざわざシェアとかしてくれてdisってくれると、より認知度も上がるので助かるんですよ。ようやくここまできたか、と感慨深いものがあります。

 

では本題です。

 

色々な考え方があるでしょうが、いつまでも肩こりや慢性腰痛を、もっともらしい理由をつけて「捻挫」や「打撲」や「挫傷」に置き換えてやっていくのはやめないといけません。

これをしている以上、我々柔道整復師に未来はないと思います。
いくら「保険+自費」にして請求単価を下げても一緒です。

慢性腰痛を、もっともらしい理由をつけて「捻挫」や「打撲」や「挫傷」に置き換えてやっていくという行為をするかしないかという問題なんですから。

 

とは言うものの、

 

「そんなことはわかってんねんけど、どうしてええかわからへんねん!」

 

というのが本音のところなのかもしれませんね。

まあ本来は、「どうしていいか」というノウハウを求めるところから改善しないといけないのですが、今回はそれを横に置いといて優しくお伝えしようかと思います。

まずは、「もし自分の院が『外傷以外は自費』というスタイルで経営できているなら」と考えて、リアルに院そのものを想像してみてください。

だいたいの流れは

①予約の電話がかかってくる or ネットで予約が入る
②予約日に患者さんが来院される
③問診をする
④治療をする
⑤治療後の説明(治療計画含む)をする
⑥患者さんが受付で次回予約を入れて帰られる
⑦患者さんが治療計画通りに通われる
⑧患者さんが治る
⑨患者さんがメンテナンスで定期的に通院される

となります。
もちろん、10人の新患さんが全員⑨に辿り着くわけではありません。
確率的にも100%は存在しませんから。

しかし、その流れを想像せずに、自費の患者さんが来る、来ないでゴニョゴニョ言ってるから何もできないのです。

 

やるべきことを決める時、改善すべきところを見つけていく時は、逆を辿るんです。

 

整復と同じです。

 

だから、改善ポイントを見つけそして改善していくなら⑨から順番に見直していくんです。

 

例えばメンテナンスメニューやメンテナンスに使える手技がなければお話になりません。
患者さんが治らない、要するに技術がない場合はそこを改善しないことには何も始まりませんよね。

治療計画をお伝えしようと思うなら、治療計画がないことには何もできません。

次回予約を「今日予約取って帰っても大丈夫ですか?」と聞かれるくらいに説明できていないといけません。

手技や鍼そのものが下手、雑などではいけません。

問診がしっかりできなければいけません。

予約制にしてなければいけません。

そもそも、知られていなければ予約も入りません。

 

自分の院の改善ポイントがどこにあり、そのどれから修正していけばいいかを考える場合は上記のようになります。

 

①から改善しちゃうとどうなるか想像してみてください、もし、③がダメ、④がダメなのに、いきなり①を改善してしまったらどうなるのか。

頑張ってチラシまいたり、GoogleやYahoo!に高い広告代支払って、いくら新患の数を増やしても、いくら回数券を売ってその時の売上をドカーン!と出しても、院が、あなた自身が根本的に改善されてないから結局未来はないんです。

 

究極は、広告的なことなどしなくてもクチコミで新患があり、メンテナンスで通う患者さん、治療で通う患者さん、そして一旦よくなってメンテナンスはしなかったけど、またどこか悪くなって再受診する患者さんだけで経営できりゃいいじゃないですか。

①から改善しちゃうともうそうはなれないんです。

だって、最初はチラシをまきゃ売上がドッカーンてなっちゃうから、「売上UP=広告」って思い込んじゃう。
で、それだと限界が来るからコンサルに転身して、①を改善することばっかり同業に教え出すという具合になるわけです。

 

そして、コンサルタントというのは①だけを教えるものではありません。
ということは、①だけを教えるというのはコンサルタントとしてもクソなわけです。

 

で、①ばかり教える人たちは、「お金儲けて何が悪い!」「いつまで貧乏でいるんだ」「金持ち相手にしろ!」「金を儲けられないヤツがエラそうに言うな!」という感じで、「金」「金」「金」になります。

 

それも人生ですから否定はしません。

 

ただ、それは柔道整復師や鍼灸師、理学療法士などの医療人はそうなった時点で資格を返上したほうがいい。

 

お金が目的で治療するんですか?
お金が目的で院をやってんですか?

 

私がまだ保険で整骨院をやっていた頃、少しいじわるな患者さんがいました。

何回か通われて、少し親しくお話をするようになった頃

 

「先生、もし10億円手に入ったらどないする?」

 

と聞かれました。

何も疑わずに

 

「10億円ですか?そんなけあったらMRIの廉価版みたいなのが1億ほどで買えるって聞いたのでMRIと、800万ほどする機械がむっちゃいいのでそれを数台買って、院も近くの広いテナントに移転して内装むっちゃこだわって…」

 

と真剣に答えてしまいました(笑)
すると…

 

「先生、ワシずっとここ通うわ」

 

と言い出しました。
意味がわからなかったので尋ねると、どうもこの患者さん整骨院に行ってはそういう質問をしていたそうです。

意外と

「10億円あったらもう仕事辞めて好きなことだけして生活する」

と答える先生が多いんだとか。

お金のためだけに働くとそうなっちゃうんですよね。

 

「大事な自分の身体やから、お金のために治療する人には預けたくないねん!」

 

とのことでした。

 

ちなみに今なら10億円あれば、医師を雇用して整形外科と内科を作って整骨院もやって最新設備のトレーニングジムも作って…

と夢が広がりますよね。

 

少し話がそれてしまいましたが、要するに未来を見ずに目先のことばっかりに囚われてたら、柔道整復師として、医療人として、挙げ句の果てには人として大切な何かを失ってしまうよ、ということです。

 

だから改善すべきところは①ではなく⑨からなんです。

 

「患者さんが来ない」「売上が悪い」とお悩みの先生ほど、焦らず後ろから改善していってください。


投稿者: 正隆松村