悲劇のヒーロー・ヒロインたち。

こんにちは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。

今日はちょっとマインド的なことを書いていきたいと思います。

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以前に楽観主義、悲観主義のことをブログで書いたことがあります。

その中で、楽観主義とは「ポジティブな思考」「ポジティブな行動」「根気と粘り強さ」「自分の人生をコントロールしている感覚」の4つが楽観主義の要素であると言ってます。その中でも、ポジティブな行動というのがポイントであると書かせていただきました。

逆を言えば悲観主義な人は根気がないということになります。

要するに「どうせダメやからやらへん」「どうせアカンからやめる」的な感じですね。
だから成功するまでやり続けることができないんです。

アカデミーをスタートしてから、色々な柔整師の先生と出会うことができました。

良い出会いもたくさんありましたが、「あんまりやな」って出会いもありました(笑)

「あんまりやな」って言う人の共通点は・・・・

「ポスティングしても反応ないのでもうしません」
「この方法だとリピートしないんです」
「〇〇先生の手法使ったんですけどあんなに月商いきませんでした」

とかそんな感じですね。

思うわけですよ、私は。

 

「何を他の責任にしとんねん、甘えんなボケ!」

 

 

って。
で、こういう人たちって自分のことを不幸だと思い込んでるんです。

「俺は(私は)こんなに頑張っているのに報われない」
「なんで俺(私)ばっかりこんな目に遭わないとアカンねん」

というようなことばっかり考えている人たちなんじゃないでしょうか。
こういう思考を私は、

 

【悲劇のヒーロー・ヒロイン思考】

 

と呼んでいます。
多分、生きるのが非常に辛いんじゃないでしょうか?
自分の周りは味方より敵の方が多いと思っているんじゃないでしょうか?
自分は誰からも理解されないなどと思っているんじゃないでしょうか?
実は自分自身にそんなに自信はないのに、しょーもないプライドからできるふりをしてしまっているんじゃないでしょうか?

 

とまあ、こんなエラそうなことを書いていますが、過去の私も同じようなものでした。

 

 

私はたまたま中学2年の時に柔道と出会って、ちょっと強くなったので声をかけてもらって柔道の強豪校(当時)に入学。
私の通っていた道場の先生の指導方針と高校の監督の指導方針の違いについていけず常に反発していました

なので明らかに他の部員よりもチャンスを与えてもらえない。

柔道は好きでしたので練習は真面目にやりました。
でも、いっつも負の感情を持ちながらの練習でした。

だからなのでしょう、高校1年生で膝の靱帯を切り、半月板も損傷しました。
また当時は根性論です、怪我は気合いが足りないからするもんだと。
そして気合いを入れればすぐに治るもんだと。
そんな環境の中で、左肘の脱臼。
3日後から無理矢理練習させられ尺骨神経麻痺に(今でも小指痺れています)。

そんな環境を恨んでいました。

「なんで俺ばっかり怪我すんねん」
「なんでこんな学校に入ったんやろ」
「俺は本当に運が悪い」

ずっとそう思ってました。
今考えると、報徳という高校を選択したのは自分なのに。

そんな高校時代も終わり、大学に入ったと思ったら阪神大震災。
祖父母も亡くなり、色々あり大学で柔道を続けることを断念し、この道へ。

好きな道ではあるけど、せめてあと3年は自由に柔道をしていたかった。

「なんで俺だけ」
「俺は呪われてる」

本気で思ってました。
業界に入った修業先でも色々あり、本当に苦難の連続でした。
母親は私名義で200万円もの借金を作りました。
ある日修業先の接骨院に督促の電話がかかってきて知りました。
給料が月3万円の頃の200万円です。
5.5年分の収入です。
ぞっとしました。
今でもあの頃のことを思い出すと本当に人生の暗黒時代だったと思いますが、今だからこそ楽しかったことも思い出せるようになってきました。なので自分よりも恵まれた環境に居る人間が嫌いで嫌いで仕方有りませんでした。

嫉妬というやつですね。

実は私のこの「心の闇」は開業してからもありました。

努力はしている、でも結果が出ない。
結果は出てる、けど他の経営者に比べてとんでもない労力をかけて同じ結果しか出てない。
俺は昔から運が悪いから、人より努力してようやく人並みの成果しか出せない。

ずっとそんな気がしてました。
いや、実際そうでした。

だからこそ、私は自身を「雑草」と表現し、自院も雑草のようにしぶとく生き残ることを考えてやってきました。
一見無駄と思えることも、とりあえず継続してやるという選択をしました。

なぜかというと根本には

「俺が選択した方法はそれがどれだけ良いものでも、俺は運がないから効率良く成果を出すことができない。どうせ出せないならしんどいと思うことを選択してやっていこう」

という負の感情が物差しでした。
ありがたいことに、それでも努力というものはあまり嘘をつかないもので、売上は増えていきました。

しかし、従業員問題で悩まされました。
最初のスタッフには、田舎から出てきてお金がないというので、住むところを与えるために最初2階建てで建築予定だった私の自宅(兼治療所です)を急遽3階建てに変更し、2階の一部屋を風呂トイレ台所付きのワンルーム仕様に。
予算が1千万増えました。
またそのスタッフは当時柔整学校の夜間部の学生でしたが、学費を払わないといけないということで、午前診しか入らないにも関わらず手取りで15万以上(10年以上前で午前診だけ勤務では破格だと思います)の給料を支払っていました。
また歩合制も導入していましたので、多い時には手取りで40万ほど渡していました。
なのに「お金がない」と・・・・

パチンコ、女につぎ込んでいることがわかり、柔整学校退学になると泣きつかれ、何度も学費を貸しました。
しかし免許を取得した瞬間から勤務態度が変わり、結局は退職。

柔道関係から雇用した際は、院の備品等を盗まれました。
まさかと思っていたので在庫管理をすべて任していたのですが・・・・最悪でした。
こいつは患者さんを口説いたりもしました。

あ〜、さすがに書いてたらまたムカムカしてきたのでこのあたりでやめておきますが、こんなこと以外にも色々ありました。

で、母親に200万の借金を背負わされた件です。

実は発覚してからも何度か督促があり、さすがにキレて詰め寄ったところそれ以降督促がなくなり、開業する前に

「あの200万全部消したんか?」

と聞いたところ、消したと答えてそれを信じていて、いざ開業というときにまだ丸々残っていると知って愕然としました。

いや〜、だいたい普通は逆なんですよ。
親名義で勝手に子供が・・・ってヤツが定石です。
まさか母親が我が息子を騙して・・・ってさすがの私も予想できませんでした。

当時お世話になった方に全額立て替えていただき、その後私が融資を受けた事業資金から返済しましたが、一番の身内に裏切られているので、金が絡んだ人間関係の場合はだれも信用できなくなっていました。

仕事は頑張るし、頑張っているスタッフに対しては歩合制という仕組みでちゃんと評価はするけど、裏切られるのが嫌なので心底信用することはありませんでした。

高校時代と同じですね。

「どうせ裏切るでしょ」

そう思ってました。
そして実際裏切られる、もしくは募集かけてもしょーもないのしか来ない、そういう状況でした。

仕事自体は相当頑張りました。
でも、当時はなぜなにもかも上手くいかないのか理解できなかったし、できれば少しは楽して稼ぎたいと思ったので風水などにはまり、神棚をつけ、盛り塩をしたりもしてました。

氏神さんには毎年お参りに行き、パワースポットと言われる神社にも行きました。
お墓参りにもちゃんと行きました。

でもね、な〜んも変わらないんですよ。

それでまた自分を呪ってました。

「あ〜、なんで俺は普通の人と違ってここまでしてるのに不幸なんやろ」

って、本気で思ってました。

あ、これは風水を否定してるわけでもないですし(実際結構色々調べて配置変えたりしたらそれだけでもちょっと売上上がったりしました)、神社仏閣のお参りが効果がないなんて言うことでもないです。

そういうものって、本当は感謝するためにすることだと思うんですよね。
特に経営者の場合は下手すると業績が良かった時に天狗になってしまうこともあります。
神様(自分以外)のおかげと思うことでそれを防止できるじゃないかと思うんです。

でも、私の場合は動機が不純だったわけです。
オバハンが運を上げようとパワースポットに行ってるようなものですね。
浅ましかったわけです。

 

話を戻しますね。
それなりに流行った院を作り、分院展開まで考えてたのに、人に裏切られ、騙され・・・としていくうちにどんどん不幸感が出て、そのうち憧れて入ったこの業界がマスコミで叩かれる度に自分の過去もすべて否定された気になり、仕事するのすら嫌になりました。

そりゃ院の業績も落ちてきます。

ま、それでも1人で1日30人程度は診ていたので生活はできていたんですが、心がもう限界だったんです。

「なんで俺が選んだ道は不正解ばっかりなんだ」

と思いました。

正直、死にたかったのですが死ぬという選択肢も不正解なんじゃないかと思う、まさに精神的四面楚歌状態。
ま、死ぬという選択肢は不正解だったので選択しないでよかったのですが。

 

悲劇のヒーロー・ヒロイン思考によって私は人生の大半を精神的ダークサイドに身を置くことになったのです。

 

はい、頭の良い方ならもうお気づきだと思うのですが、この悲劇のヒーロー・ヒロイン思考は別名

 

【負け犬根性】

 

とも呼ぶのです。

 

私は勝っては負け、勝っては負けの連続でした。

 

いや〜、良くクスリに走らなかったもんだ(笑)

 

 

冗談はさておき、だからこそ過去の自分のような人を見るとよくわかるんです。

 

あ〜、この人今自分が一番不幸やと思ってはるわって。

 

常に隣りの芝が青い。

自分の芝も青々してるのに、それがわからない。

 

そういう人が新規開業したら、10年やっている人を羨む。
じゃあ開業すんなよ。

そういう人が何か治療法勉強したらアラ探しして結果が出ない理由をその方法のせいにする。
じゃあセミナー受けんなよ。

マーケティング教えたら、できない理由を並べ立てる。
じゃあわざわざ聞くなよ。

 

悲劇のヒーロー・ヒロイン思考って中毒性があるんです。

だって、責任は常に他にあるわけです。
自分は単に身の不幸を嘆いていればいいだけ。
心優しい人は「大丈夫?」「お前はよくやってるよ」「どんまい」などと声はかけてくれます。
そんな優しい人に甘えるか、同じ思考の持ち主と酒飲んで傷をベッタベタに舐め合いするかしてると幸せなんですから。

 

だから薬物中毒の治療と同じことをしないといけないんです。

 

アル中の場合、まずは自分がアルコールの誘惑に負けているということを自覚することから始めます。

 

では悲劇のヒーロー・ヒロイン思考中毒の場合はどうなのか?

 

先ほども書きましたが、別名「負け犬根性」です。

自分が負け犬だと自覚することから始まるんです。

誰に負けてるの?

 

成功してるすべての人に負けてます。
もちろん私にも負けてます。
そして自分自身に負けてます。

 

それを自覚するんです。

 

そして次に肚を決めるんです。

今後起こりうる結果のすべての責任を自分で持つと。

 

折れそうになっても、それを思い出して踏ん張るんです。
そうしているうちに心の足腰は強くなっていきます。

私が恵まれていたのは、柔道をしていて本当に理不尽な上下関係等を経験したおかげで嫌なことがあっても

「アレよりはマシや」

と思って乗り越えてくることができました。

今、自分の不幸を呪っているあなたも、例え本当に他人が悪いというようなことすらも自分が悪いと思って責任を引き受けるくらいの覚悟を持てば、意外にも精神的には相当楽になります。

だって、そうそう責任を取らされるようなところまでは追い込まれないんですから。

なぜなら、責任感があればそこまで追い込まれる前に適切な対応ができるようになるから。

 

 

あなたは自分が思っているほど不運でも不幸でもない。
あなたは自分が思っているほど頑張っているわけでもない。
社会は世知辛いと言われるが、あなたが本当に理念を実現するために頑張っていたら、必ず手を差し伸べてくれる人が現れる。

世の中ってそういうもんです。

自分の生まれ育った家庭環境や経済状態や嫌な目に遭ったことなど。変えようのない過去にフォーカスしている限り未来はありません。
大切なのは前を向くこと、それだけなんです。
良い結果を作りたいのなら、その良い結果を出している未来にフォーカスして行動していかなきゃならないんです。
いつまでも現実逃避して、自分の殻に閉じこもってないで、広い世界で笑顔見せろよってことなんです。

 

もし自分の人生の中での出来事を良いことと悪いことの2種類に分類したとします。
すると、良いことと悪いことそれぞれに遭遇する確率は50%です。
もし良いこと、どっちでもないこと、悪いことの3つに分類したとしたらそれぞれに遭遇する確率はおよそ33.3%となります。

あなたがどっちにフォーカスするかだけなんです。
良いこともちゃんとあったはずなんですよ。
今までだって、院の経営が上手くいくチャンスもあったはずなんです。
そしてこれからもどんどんあるんです。
あなたが悲劇のヒーロー・ヒロインを気取ってるから気付いてないだけなんです。

 

だからすべてあなたが悪いんです。
あなた以外の誰も、何も悪くないんです。

 

他を呪わず、自分を信じてみましょう。
心から笑えるようになりますよ。

 

 

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投稿者: 正隆松村

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