整骨院自費導入アカデミーブログをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
私の院も今日から始動しました。
今週の予約はもう結構いっぱい・・・
ちょっと対策を考えないといけませんねぇ。
さて、お正月休みは皆様はどんな感じですごされたでしょうか?
実家に帰る、家族と旅行という定番の方々もいらっしゃれば、セミナーを受講という猛者もおられるようですね。
え〜、ちなみに私は・・・・
酒飲んで寝てました(笑)
いや〜、もうOFFの時は完璧にOFFってしまおうと思ったですね、今回は。
しかし、これは誰でもOKではないと思います。
例えば私の院ですが、開業して5年ほどは三が日以外は受付していました。
休むのが本当に不安でした。
保険メインの頃もまあそこそこ流行っている院でしたので売上の心配はなかったはずなんですが、なんとなく休むのが怖かったんです。
休むと信用を無くすのとちゃうやろか?
休むと妬まれるんとちゃうやろか?
休むと来年急に患者減るんとちゃうやろか?
色々なことが怖くてあまり休めませんでした。
では、今回の年末年始しっかり休んだのはもう怖くないからかというと別にそういうわけでもなく、自院の売上に驕っているわけでもありません。
実は・・・・
禁煙したかったんです。
でもね、過去に何度もトライしたんですが異常な眠気で仕事にならないんですよ。
実際、タバコ吸いたくないのにも関わらず、仕事に支障が出るということでコンビニにタバコ買いに行ったりしたんですね。
いや〜、ホント悔しいんですよね、別に吸いたくもないのに、眠気で意識が飛びそうになるから仕方ないからタバコ吸うのが。
色々な症状を言われる方がいますが、私の場合は異常な眠気、それだけだったんです。
ですので、仕事のない年末年始に禁煙をして、異常な眠気で仕事にならないということがないようにしたかったんです。
おかげさまで上手く禁煙はできているのですが、異常な眠気がある時にお酒飲んだら、ボルタレンを3錠くらい飲んでから酒をたらふく飲んだ時のようになりました。
タバコの離脱症状って凄いですよね〜
まあ禁煙と言っても今日で6日目、まだまだひよっこなわけですが、異常な眠気も去り、今はそれほどタバコが欲しいとも思わないので良かったです。
ただ・・・・
数年間風邪などひいたことがなかったのが、昨日から喉が痛い・・・
まあそりゃ、○○歳から二十数年吸ってたタバコを吸わないんだから、環境という点では相当な変化ですね。
私は医療人ですがタバコが全ての害だとは思っていません。
なので禁煙するのも健康のためではありません。
今までタバコ吸ってても、健康上全く困ったことはありませんでしたし。
ただ・・・
「あ、タバコ無くなりそうだからコンビニ行って買っておこう」
とか
「まずタバコ吸ってから・・・・」
という感じで、な〜んかタバコ中心になってるのがイヤだったんです。
私はタバコは酒と同じで大人の嗜好品だと思っていますので、楽しむ分にはいいと思います。
でも、タバコに支配されてる感があったので辞めてみたかったんですね。
実は今回の禁煙計画は数年前からの計画なんです。
以前の私は赤ラークという12mgほどのタバコを1日に3箱吸っていました。
まあかなりのヘビーです。
この状態で禁煙したところ禁断症状が半端ないということで、8mgにし、6mgにし・・・
と3mgに慣れた時にまた禁煙したらまだ異常な眠気が・・・・
ということで1mgまで落とし、1年かけて1mgに慣れ今回に至ったわけです。
なのでもう4、5年前からの計画ではあるのです。
実際、異常な眠気はありましたが今回の禁煙が一番マシで、仕事も普通にできるレベルです。
一旦、ニコチン中毒をリセットしてから、本当にタバコを楽しむ時だけ吸うのか、それとも吸わないでいるのかを決めていこうと考えています。
せっかく独立して経営者してるのに、薬物に支配されるのはイヤですからね。
とまあ私の場合はこんな感じの休日を使いました。
さてさて、年始早々ちょっと苦言を書かせていただきますね。
先に誤解のないように書いておきますと、私自身は売上至上主義ではありません。
そこは大前提ですが・・・・
今、整骨院の売上が芳しくない先生、もしかして年末年始休んじゃいました?
私が柔道をやっていた頃は、
「人が休んでる間に稽古するから試合で勝てんねん!」
などと言われたものです。
もしかして、コタツ入ってテレビ見ながらミカン食って、屁こいてたりしました?
みんながやってるからって、田舎帰ったり、家族サービスとか言って遠出したりしてませんでした?
あのね・・・・・
だから売上悪いんですよ。
私自身は理系の人間ですので非効率な根性論は嫌いです。
でもね、もっと嫌いなのは怠惰です。
家族サービスって非常に都合の良いキーワードで、それ言うとなんだか家族大事にしてる感も出ますし、男ならなんか良いパパしてる感じも出ますよね。
最近ならイクメンとかですかね?
でもね、家族を持っているのなら、一番最初にしないといけない家族サービスは一家の長としての責任をしっかり果たすことだと思うんですよ。
そしてそれは何かというと、ある程度不自由ない暮らしができるだけのお金を稼ぐことだと思うんです。
そして、その稼ぎ方は子供に胸張って言える稼ぎ方であるべきなんです。
特にサラリーマンではなく自分の腕で食っていく、家族を食わしていくという覚悟で開業したのならそうあるべきです。
そんなね、流行りのイクメンだ〜、家族だ〜ってのは、裕福になってからしましょう。
別に大金持ちとかじゃなくてもいいんですよ。
でも・・・
家賃等の経費、セミナー代、自身のお小遣い、奥さんのお小遣い、食費、子供の学費等々、そして諸々の税金・・・・
色々考えると、最低でも月100万は稼がないとやっていけなくないですか?
ということは、月100万も稼げてない先生は、人が休んでる間にガンガン働かないといけません。
年末年始もずっと開けていれば、急患の方とかかなり来たかもしれません。
ポスティングしたら年始早々予約殺到してたかもしれません。
(ちなみにうちの院の場合、今年の1/1〜1/3の三日間だけでネット予約が10人以上入りました)
急患対応したら信頼度がMAXになったかもしれません。
あ、私の場合は携帯を2つ持っておりまして、患者さん用とプライベート用とに分けているんですね。
長期休みの場合は仕事用の私の携帯に院の電話が転送されるようにしているので急な怪我等はいつでも対応できるようにしています。
今年は幸いにもありませんでしたが、去年、一昨年は足の捻挫や肉離れで応急処置をしたものです。
今は治療院がたくさんある時代。
整骨院も自費で経営していくとなると、無資格の整体院やマッサージ屋も競合として考えておかなければならないわけですし、柔整業界としても自費移行や導入の流れは加速しているので今後も競合が増えることは間違いないわけです。
ということは、どうやってこの競争を生き残っていくのかを考えると、
よそより天才的な技術を持つか
よそより天才的な経営センスを持つか
よそよりコツコツ努力するか
ということが重要になってきます。
私は治療に関してはセンスは良い方だと自覚しています。
これは柔道をしていた頃からですが、だいたい
「こうやれ」
と言われたことはすぐに真似できたんです。
なのでセンスは良い方です。
でも天才じゃない。
経営に関しては完全にセンスなし。
となると、私がやる手法はコツコツ努力しかないわけなんですね。
しかしそれも10年以上続けると強い。
うちの院はまさに雑草です。
大した派手さもない、院は狭い、設備も普通・・・・
でもね、もう揺るぎないんです。
昨日来られた新患さんが
「私、去年4月に西宮に引っ越してきたんですけど、新しくできた近くの接骨院に通ってたんですけど閉院したんですよね」
と、まあ回答書絡みで色々面倒だったこと等も言われながらお話されたんですが、どうやらうちの院がある隣りの町に、いつのまにか整骨院ができて、そしていつのまにか潰れてたということなんですよね。
別に強がりだとか、煽りとかでなく、生まれ育った町で、そして本籍地で整骨院をやって、しかも祖父の代は内科の医院をやって、整骨院は開業してもう11年たってて、しかも手を抜くことなく地道に地域活動(自治会等での講演や無料健康相談等)などもコツコツとやっていたうちの院にとって、新しい院は競合ではないんです。
むしろ、開業しちゃいけないとこで開業しちゃったね〜って感じしかないんですね。
地元ですし、地の利があって、そういうのもちゃんと計算して開業したので、どっかの号泣議員じゃないですけど、縁もゆかりもない西宮で開業した人たちでは、うちには太刀打ちできないんです。
開業して数年間は年末は31日まで受付、年始は4日から受付開始。
そして正月はレセをしているので院にいるから急患受け入れOK。
ずっとそんな生活をしてきました。
もちろん、海外旅行なんていまだ行ったことはないです。
正直行ってみたいです。
だから、数年後までには行こうと思っています。
患者さんに迷惑をかけない形にしてからですが。
長くなりましたが、売上が低い先生方は休日とかそういう意識は捨てましょう。
睡眠時間も死なない程度に削り、食事もなるべく早く平らげ、すべてを「真っ当な方法で売上を上げる」という目的に向かって頭も身体も使い続けましょう。
そうやって得たものは、単に楽して(お金を払って)得たものよりも必ず良いものです。
財産になります。
だから、もし年末年始休んでしまった、売上の低い先生は今からその遅れを取り戻すべく、命をかけて頑張ってみてください。
必ず道は開けます。