院は綺麗に。

こんばんは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。

さて、今回の記事はタイトル通り院を綺麗にしましょうというお話です。

と言いますのも、汚い院で流行っている院はないからです。

これは別に新しいという意味ではありません。
開業して10年、20年経過するとあちこちが劣化します。
また、取れない汚れも出てきます。

でも、なるべく綺麗にしていたら、10年経った時の汚れ方が全然違います。

実際、アカデミー会員の藤井憲之先生のふじい整骨院、綾田先生のあやた接骨院、藤井敦志先生のフジイ整骨院に実際行かせていただいたことがありますが、藤井憲之先生は開業して20年以上、綾田先生も開業して20年、移転して10年、藤井敦志先生も開業して11年ですが、どの院もたくさん患者さんが来院されています。

どの院もとても綺麗ですし、奥様や女性スタッフが季節のお花や小物を飾ってあったり、ちょっとしたかわいいPOPが貼ってあったりと明らかに細やかな心遣いができそうな雰囲気になっています。

別にオシャレじゃなくてもいいんです。

以前アカデミー会員ではない先生に、いわゆる「流行らない」という悩みの相談を受けたので、しの先生の院に行かせていただいたことがあります。

(実はアカデミー開始当初はそんな相談が多く、関西圏ならよく行ってました)

すると・・・・・

院が汚い、ホントに。
掃除は毎日してるから、ゴミが落ちてるとかではないんですね。

例えばその院には、患者さんが寝るベッドの上に棚があるんです。
板をバーンとはっただけの棚。

そこにまあテーピングの箱だとか、余っている胸枕だとか、なんかようわからん箱だとか、なぜか額縁だとか色んなものを入れてるのですが、大きさや色等バッラバラなんですね。

私は潔癖症の気があって、本なら高いものから低いものに並べていきたいですし、棚から出っ張ってしまってるものならなるべく一番端に、そこから順番に・・・・ってやっていきたいんですよ。

そうすると見た目も美しい。
でも、その院は違うんです。ただただ適当に置いてるだけ。

やたら小さい箱の隣りには、棚の板からアホほどはみ出た額縁を入れてたり・・・
しかも、ベッドの上にそんな棚を設置してるのに、患者さんがベッドの上で寝る方向はその棚側に頭がくる方向。

もし落ちてきたらどうすんねんと思うし、実際に落ちてきそうな雰囲気なんですね。
ベッドカバーのシワも、「これいつからこんなシワあるの?」って感じのシワ。
しかも黒ずんでる・・・・
黒ずんでいるつながりだと待合のイスも黒ずんでる・・・・
治療に使うテーピング等が置いてあるところも、キネシオテーピングがカゴからだらーんとぶら下がってる・・・
トイレも掃除道具が乱雑に置かれたまま・・・・
待合にある漫画とかも、大きさ等をきっちり揃えて並べてないばかりか、患者さんが本を読んで直したままの状態で放置してるので1巻の次が3巻だとかという状態・・・・
タオルのたたみ方もバラバラで、統一感がない・・・・
スリッパは汚い・・・・

本当にすべてにおいてダメなんですね。

なので、そこからアドバイスさせていただきました。

「まず、院を綺麗にしましょう」って。

すると・・・

「え?掃除毎日してますよ?」と、まるで「こいつ何言ってんねん、十分綺麗やろが!」と言いたいのをガマンしている顔丸出しで反論してくるんですね。

なので細かいことを全部お伝えしました。
でも・・・・

「今こんなことしても患者増えないんじゃないですか!僕は患者を増やす方法が知りたいんです」

と言われる・・・・

ま、正直「だから患者さん来おへんねん!」って言いたかったんですが、せっかく車乗って遠くまで来たことだしと思い、丁寧に説明させていただきました。
まず、今まで一人として患者さんが来院されなかったかどうかを確認。
ま、そんなんだったらとっくに院がなくなってますね。
ということは、結局のところリピートしていないということなんですね。
ちなみに保険中心の院の先生だったのでレセコンを確認していただきました。
開業して3年で総カルテ枚数が300枚・・・・
少ないですね〜
でも、もしこのカルテ枚数の五分の一の方がずっと通っていたら?
1日60人は来院してるはず。

十分の一だとしても、1日30人は来院してるはず。
それが1日平均来院数が10人に満たないというのは、そもそも来院された患者さんがリピートしていないから。
ちなみに、1日の来院数を聞いた時、思わず

「え???うちの院の人数より少ないですよ!!」

と言ってしまいました。

新患の数を増やすのは簡単なんです。
チラシまけばいい。
しかも、思いっきりオファーを強くしたチラシをまけばいい。
1万枚まいて20人、30人とか普通に出ますから。
寝不足覚悟で、朝刊入るちょっと前ならオートロックのマンションの鍵も開いてるのでポスティングし放題。
でも、リピートしていただけない院のままそんなことしても、ただ悪評を広げるだけ。
お金かけてチラシ作って、睡眠時間削ってポスティングして自院の悪評を広めるだけなんです。
それってタダのアホですよね?

私の考えは、「治療=気配り」なんです。
気配りができない治療家は治療家として終わってると思います。
手技をして、患者さんがどう感じているのか、不快じゃないか、苦痛じゃないか、不安じゃないかを察知しないといけない。
それを直接聞いて確認するとしても、正直に言ってくれる患者さんは少ないわけですから(気を使われて)、表情、話し方、ちょっとした身体の反応などから察知しないといけない。
院内が汚い院は、その気配りができてない証拠なんです。
だから、自分が良いと思った「だけ」の治療法を患者さんに押しつけるということになるんです。

これは治療以外でも同じです。

院に入って来られた患者さんが、安心できる「場」になっているかどうか、治療効果が最大限発揮できる「場」になっているかどうかがとても重要です。

私は特にスピリチュアルな治療をするというわけではないですが、柔道で組んだ瞬間に自分より強い、弱いがわかるように、患者さんに触れた時に、例えば患者さんとの身体の相性(やらしい意味ちゃいますよ)や、なんとなく「あ、これは治せる」とか「あ、こりゃあかん」とかがわかります。

ま、これはえらそうに書くようなことではなく、現場でずっと治療をされている先生ならみんなわかると思いますし、キャリアの浅い先生は最低でもそういう感覚がわかるまでは開業しない方がいいと思います。

その感覚が「気」なのか「波動」なのか、そういうのは私にはわかりませんが、こちらの流れに上手く乗せることができたら痛みは取れるし、なかなかこちらの流れに来なければ痛みが取れにくいという、感覚的なことなのでわかりにくいかもしれないのですがそういうのがあるんです。

その際、「場」というものが非常に重要なので、私は怪我以外の症状では基本的に往診をしないのです。

患者さんの自宅だと患者さんの「場」であって私の「場」でないので、治療以前に「場」を作るにが非常にしんどいんです。

なんだかよくわからない方もいらっしゃるとは思いますが、それほど「場」というのは治療するということにとっても重要な要素です。

なので、ただ【掃除という行為をした】のではダメなんです。

常に患者さんにとって安全安心な「場」を作ろうという意気込みで何事もしないといけません。
そして患者さんにとって安全安心な場作りの要素の中のひとつに掃除があり、整理整頓があり、匂いがあり・・・と色々あるわけです。
現在なかなか患者さんが来ないとか、リピートしないということで悩んでいている先生で、ご自分の院を見渡して、「全然綺麗やし」と思われた先生はぜひ一度奥様、独身なら彼女に相談してみてください。
もし奥様が受付にいて・・・という場合は院長も奥様もちょっと感性に問題があるかもなので、しっかり心配りができているような女性の知り合いに院に来てアドバイスしていただきましょう。
こういう「場作り」的な分野は女性の方が得意なことが多いですので女性にアドバイスを求められた方がいいのではと思います。

せっかくもうすぐ年末年始のお休みになるので、来年から患者さんがたくさん受診されても大丈夫なように、年末にしっかり掃除、断捨離、整理整頓をしてみてはいかがでしょうか?

 


投稿者: 正隆松村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です