こんばんは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。
前回までのブログで、辛辣な意見も書かせていただいたので、今回はちょっと趣向を変えて書いてみようと思います。
まあ前回までの内容、たくさんの共感メッセージをいただきました。
励みになります、この場を借りてお礼もうしあげます。
本当にありがとうございました。
さてさて、今回は
「絶対に失敗しない先生」
についてです。
これは、医療人としてはもちろん、経営者として、そして人として大切なことです。
色々な考え方があり、失敗しないために必要な能力は考え方次第でたくさんあることでしょう。
その中で、私が「これが一番大事だ!」と思うことがあります。
ありきたりで申し訳ないのですが・・・・
「誠実であること」
だと思うのです。
「誠実」の意味を辞書で調べてみました。
「私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。」
とのこと。
誠実な人は、どんなビジネスをしても失敗しません。
もしかしたら、スピーディに収益を得ることはできないかもしれない。
でも、着実に信頼を積み重ね、徐々に大きくなっていきます。
ちなみに、私自身誠実かどうかと言われますと、まだまだ誠実になりきれていないと思っております。
だからこそ、誠実な先生や人と接すると、
「あ〜、こういう人になりたいな〜」
と思います。
だから、頑張って、ダメな自分を抑え込んで踏ん張ります。
超些細なことでいえば、急性の外傷で患者さんが治り、メンテナンスの必要性もない場合。
これは、保険でやっていた頃から迷っていた部分でもあるのですが、今、私は定期的に通院することを強く勧めることは絶対にしないようにしてます。
「再発してはいけないから月に1回は来て」
とか
「通わないと維持できませんよ」
というような、不安を煽ることで、あたかもメンテナンスしなければならないかのような説明はなるべくしないようにしてます。
逆に・・・
「もしまた痛みが出たら、とりあえずは〜〜〜〜な処置を自分でしてみてください。それで痛みが無くなれば治療する必要はありません。逆に、処置をしても〇日以上痛みが続く場合はご連絡ください。」
というようなことを言います。
そして、自分でできる予防法もお伝えします。
誠実じゃない私は、
「なるべくなら通って欲しい」
「痛くなったら、何もしなくても治るような症状でも治療代が入るので来て欲しい」
そう思ってしまいます。
もし私の中に悪魔がいたら・・・・
「永遠にうちの院に通って毎月お金を落としやがれ〜」
ってなもんです。
でも、心の中で、そんな悪魔の囁きを、なんとかねじ伏せ、なるべく誠実であろうと努力し続けてます。
あ、あと、私の場合にはもうひとつ超問題点があります。
嫌いな人間には、誠実さのカケラもないってことです。
いや〜、これだけは無理です。
ただ、お金をだまし取ったりはしません。
関わりたくもない。
そしてどんな人が嫌いかというと、やはり誠実じゃない人なんですよね。
だからこそ私も誠実でありたいのですが、誠実じゃない人にまで誠実にできないのはまだまだ未熟だなと思いながらも、治す気もあまりないという最低な状態です。
あ、でも危害を加えるわけでもないですし、お互い嫌な思いをするのを予防しているので、もしかしたら誠実な対応なのかもしれないですね〜
なんて都合の良い風に解釈して逃避しております(^w^)
今、経営者の集まりにも参加させていただいているのですが、
「あ〜、この人凄いな〜」
って私が感じる経営者の方々も、みんな超誠実です。
経営してるんだから、利益も求めないといけないはずなのに、そんなことよりも大事なものがあることをよくわかっておられる。
もちろん、利益追求もしてますが(それができないと経営者じゃないですから)、欲だけのための利益追求はしない。
だから、社員を雇用している会社だと、社員もついていくし、一人で事業をされている方でも、顧客の方から集まってくる。
そんな人に
「まっちゃん、これやってよ」
なんて言われると、もう居酒屋状態ですよ。
「はい、喜んで!」
ってなものです。
誠実な人には、顧客も、サポートする人も自然に集まってくる。
そしてまた、その感謝を絶対に忘れない。
誠実な人の周りでは、感謝が循環していきます。
我々の業界でも同じで、誠実な先生には、誇張した宣伝も必要ないし、フロントエンドやバックエンドという仕組み作りも、そんなに綿密にしなくとも、患者さんは絶対に来ます。
そしてクチコミが生まれる。
誠実な先生の院も、感謝の循環ができあがるんですね。
でも、現在我々の業界は、効果もないようなことをあたかも効果のあるもののようにして宣伝したり、ゴッドハンドだとか言ってみたり、「まだ無駄金を使い続けますか?」みたいな10年以上前の情報商材のコピーを真似たもので煽ってみたりするのが蔓延しているのも事実。
誠実な先生ほど、嘘をつきたくないわけですし、謙虚ですから、自分で自分のことをゴッドハンドなんて言えないですし、むやみに不安を煽り立てるようなこともできないしで、なんだか時代に取り残されているように感じる先生もおられるようです。
誠実だからこそ、今までの保険制度が肌に合っていたという場合もあるわけです。
でも誠実な先生の院は、そんなことをしなくても絶対につぶれないんですよね。
見ていてうらやましくなるくらいです。
今、とってもありがたいことがあります。
アカデミー会員の先生方、皆さんとっても誠実なんですね。
開業して25年だ、20年だ、16年だというベテランの先生や、私よりも年上の先生でも、臨床歴が自分よりも短い私みたいなところに集まってきて、私が提供することも素直に実践していただける。
お金もいただいているのにお礼まで言われるわけです。
開業したばかりや、これから開業する若い先生も、とっても一生懸命勉強、実践されています。
本当に頭が下がります。
私も、なるべく誠実であろうと思っております。
3期生募集はまだですが、誠実な先生、お待ちしておりますm(_ _)m
整骨院自費導入アカデミー