自費にすべきか、否か。

こんばんは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。

 

さて、私はすでに療養費の扱いを辞めてしまって3年になるので最近の療養費に関する情報に疎いのですが、たまにまだ療養費を扱っている先生にお話を聞くと、私が保険依存院をやっていた頃よりも更に厳しいものになっているようです。

そんな中、私が主宰するアカデミーを含め、自費化を勧めるセミナーやコンサルもたくさん出てきました。

面白いのですが、柔整業界に限らずともそういう流れが出てくると自ずと反対意見も出てきます。

 

「自費に移行するのは自分の欲のためだ」
「自費を導入するのは目先の得のためだ」

 

と言っている業界の先生がおられると、つい先日耳にしました。

まあどなたが言っていたかとかは聞いていませんし、もし「○○先生って人です」と言われても、直接知っている人でなければ何も判断のしようがないので、どうしようもないのですが、少し持論を展開させていただきたいと思います。

 

ネットが発達した現在、情報がたくさん入ってきてしまうため、私の院のように完全自費の院に変えたほうがいいのか、それともアカデミーで提唱しているように「明らかな外傷以外は全部自費」というスタイルにするほうがいいのか、「肩こりも慢性腰痛も『保険+自費』でやって請求単価を落としつつ患者単価を落とさないようにする」というスタイルがいいのか、「保険バリバリでいけるとこまでいく」というスタイルがいいのか、どれがベストな選択なのか?というところで迷われる先生がたくさんおられるんじゃないでしょうか。

 

最初に言っておきます。

 

私の院は悪徳整骨院です。

 

骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷の際、療養費という国の予算で、柔道整復師の施術を受けられる権利を、国民は持っています。

私はその権利を国民から奪っています。

なぜ自費導入という形にせず、自費移行にしたのか?

それは、私が弱い人間だから、療養費を請求できる環境に身を置いたまま、自費導入ができる自信がなかったからなんです。だから、退路を断つしか方法がなかった。

そう、完全に自分だけの都合で、国民から権利を奪ったんです。
だから、私の院は悪徳整骨院なんです。
だから、アカデミーでは私のような院を作らないように「外傷以外は全部自費」というスタイルを推奨しているのです。

 

さて、では

「自費に移行するのは自分の欲のためだ」
「自費を導入するのは目先の得のためだ」

という意見はどうなのでしょうか?

そう、私はある意味で自分の欲のために自費に移行しましたので、その先生の批判は当たっています。

ただ前提条件として、上記のいうな発言をした先生の院が

「明らかな外傷だけを診て、療養費を請求し、それでしっかり経営できている」

という場合のみ成立します。

「外傷も来てるけど、それ以外も保険でやってる」

とか

「外傷以外でも保険+自費でやってる」

という場合は、ダメです。

正直、お話になりません。
私も悪徳ですが、その先生のほうがもっと悪徳です。
自分のこと棚上げして、人の批判しかできないクソ野郎です。

患者も行政も騙してるわけですからね。
私は単に悪徳なだけですが、そういう保険の扱いをしている以上、場合によっては詐欺師呼ばわりされますよ。

 

「そんなん、今時外傷だけで経営なんて現実無理やんけ」

 

などと言うなら、エラそうなことは言わないほうがいいでしょう。
ただ一言私から、「ちゃんとせえよ」とアドバイスしてあげます。
でも、アカデミーには絶対入って欲しくないな、こういう先生なら。

 

もちろん、外傷だけを診て、それで療養費を請求して経営できているのなら本当に大したものだと思います。
そういう先生はぜひ外傷セミナーなどを開催していただき、柔整師の本業を若い世代の柔整師に伝えていくべきだと思いますし、私も学びたいです。

 

しかしながら、この「外傷」という点でいうと色々問題もあります。

よく自己啓発系を勉強すると

「言い訳するな」

と言われますが、外傷はそういう状況ではありません。

例えば都会。
現在は整形外科であっても、外傷患者は全体のたったの5%だそうです。

逆に田舎では未だに外傷がまだ多いそうです(昔と比較すると減ったそうですが)。

これはそのまま柔整業界にも当てはまるでしょう。

外傷という「市場」が小さすぎるのに、そこでずっと勝負をしたところで経営できないのなら無意味。
しかし、その少数の人たちのためにも保険を残したい、という善良な柔整師の先生たちが悩んでいるのが現状なのかもしれません。

だからアカデミーでは、そういう少数派の患者さんのためにも「外傷は保険でやってもいいですよ」とお伝えしているのですが、いざ「経営」のことを考えると、別に欲にまみれて荒稼ぎするという意味ではなく、自分の能力、理念に応じた適正な金額をしっかりと稼がないといけない、と思うのです。

そしてそのためには、自費だけでも経営できるような院作りをしなけばならない、というのはもはや致し方ないことではないことではないでしょうか。
特に、そもそも外傷が少ない都会では。

それに、そもそも肩こりや慢性腰痛を柔整療養費を使って、自己負担を数百円にしてマッサージをしてもらう、マッサージせずとも施術してもらうという権利を、国民が持っているわけではないのです。
ということは、外傷以外を自費にするというのは、別に何ら悪いことをするわけではなく、そもそもの国の方針に従う、すなわち適正化していくという点で、なんら問題もないどころか、自費治療として一部負担金の5〜10倍くらいのお金を患者さんから直接いただく分、こちらもしっかりと治療することになり、患者さんも適切適正な技術を受けることができ、なおかつ業界もクリーンになり、医療費全体からすると微々たるものとはいえ税金の無駄使いも減らせるとなると、まさに「三方よし」な方法なのです。

 

ただ、最近の自費系のコンサルは非常に下品なものが多いので、

「自費に移行するのは自分の欲のためだ」
「自費を導入するのは目先の得のためだ」

と発言された先生の気持ちもわからなくもないです。
下品な奴らを見てると、私もそう思います。

なんでもかんでも「月商○○円!」とか「治せないなんてかっこわるい」とか、我々の欲望だけをかき立てる文章は本当に辟易とします。

柔整業界に限らず、短期的に儲けるには下品になったほうがいいことは確か。
しかし、そんなものは長期的視点から見ると、悲しい終末に向かっているだけです。

広告規制なんてお構いなしに「小顔だ」「今なら1980円」などと言って、「金儲けられないヤツはクソだ」と言って、自分が一度貯めたことのある金額を通帳の写真などで見せびらかして。。。。

そんな下品なのは絶対に長続きしないんです。

 

自分の院の都合だけでなく、あらゆる状況を考えても、今後の流れを考えても、都会で院をやっている先生はなるべく早く「外傷以外は自費」に方向転換したほうがいいでしょう。

田舎で院をされている先生も、都会よりも少し遅れて同じ流れがくるわけですので、結局のところ「外傷以外は自費」にしていかざるを得ないと思います。

ただ、その際自分一人で頑張るよりも、どこかで自費でも経営できるようにするために必要なことを学び(治療も含めて)、同じ志を持った仲間を作り、切磋琢磨しながら頑張るほうが効率的ではないかと思います。

その際下品なところを選択してしまうと、それがダメな人は下品なやり方にストレスを感じてしまいますのでやめておいたほうがいいでしょう。

そういう先生は、ぜひアカデミーに入ってください。
手前味噌ではなく、本当に今うちのアカデミー会員の先生は良い先生ばかりです。

逆に、「何が何でも金じゃ〜」「いつまでも治療なんてしなくてセミナーとかコンサルになりたいねん」という下品な先生はぜひ下品なセミナーに参加してください。

うちのアカデミーが主催するあらゆるセミナーには不向きですので決して参加しないでください。
私との相性も絶対に悪いですので。

 

私は下品になりきることができない、本当に良い先生「だけ」の助けになりたいと思っています。

そういう先生が、「下品にならんでもええんや」と自信を持っていただけたら、そう思っています。

 

 

自費導入アカデミー主催の「自費導入基礎講座」ですが、年内の講座は全て満席になってしまいました。
来年開催分は日程が決まり次第お知らせさせていただきます。
なお、その際まずはメールマガジンにて先行告知とさせていただきます。
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投稿者: 正隆松村

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