こんにちは、整骨院自費成功アカデミー主宰の松村です。
凄い雨が続きました。
私が住んでいる西宮市も、避難勧告が出た地域もあったり、川が氾濫しかけたりしましたが、大きな被害もなく胸を撫でおろしました。
ただ、私の嫁の祖母が倉敷市真備町という、思いっきり水没した地域に住んでいて、自宅がほぼ水没状態で一時期連絡も取れずに安否がわからない状態でしたが、避難所も水害でダメだったため、遠くの避難所に避難していることがわかりひとまず安心、という感じです。
これから、水が引いて被災地に入れるようになったら、家の片付けをしにいくことになりそうです。
本題より先に、阪神大震災の被災者だった人間として書かせていただきます。
今はまだ被災地には行かないほうがいいです。自衛隊や警察の邪魔になります。
不手際もあるでしょうけど、なんだかんだと行政、自衛隊、警察はよくやってくれます。
プロにお任せしましょう。
あと、「柔整師は怪我診れるから」と避難所に行くのも今はやめたほうがいいです。
そういうのも各都道府県から医師、看護師、柔整師が派遣されることがあります。
公的団体を非難する先生も多いですが、このあたりは公的団体が行政や医師会と連携しておりますので、一人で行って擦り傷から破傷風・・・なんかで被災地に迷惑をかけないためにも、できる人にお任せしたほうがいいでしょう。
被災してすぐよりも、被災して時間が経過してきたときのほうが、精神的にダメージがきますので、そのときに身も心も癒やしていただけるようにボランティアに参加されるといいかと思います。
さて本題です。
過去開催して、アカデミー会員の先生方にも一番好評の問診講座を、東京品川で開催させていただくこととなりました。
さて、まずは問診講座を受講された先生の変化について紹介させていただきます。
INDEX
リピート率について
受講前の状況
2回リピート率80%以上の先生は受講者全体の43.9%でした。
5回リピート60%以上の先生は、受講者全体の31.7%でした。
受講後の状況
2回リピート率80%以上の先生は受講者全体の78%になりました。
5回リピート60%以上の先生は、受講者全体の80.5%になりました。
2回リピート率80%にこだわらず、リピート率が上がった割合
受講者の9割近くが、2回リピート率が上がったと回答されました。
5回リピート率60%にこだわらず、リピート率が上がった割合
受講者の9割近くが、5回リピート率が上がったと回答されました。
治療効果について
さて、問題はこちらです。
リピート率を上げるだけなら、アホでもできます。
極論ですが、気持ち良いことして、ヘコヘコしててもリピート率は上がるわけですから。
我々は治療家です。
ならば、やはり患者さんには良くなっていただかないといけません。
自費の場合は特に、治療とセルフケアで患者さんを正しく教育していくという側面がありますので、我々は患者さんに治療技術を提供するだけでなく、健康面で「導く人」になる必要があります。
問診講座を受講して、実際のところどうだったかというと・・・
85.4%の先生が症状が改善されることが増えたと回答されています。
データからわかること
別にこれらの数字を「どうだ〜」と自慢したいわけではありません。
数字を見ると色々と見えてきます。
問診講座を受講するべき先生、しないほうがいい先生も見えてきますので、それらを考察していきたいと思います。
リピート率について
2回リピート率、5回リピート率ともに「上がった」と回答された先生は、87.8%です。
しかし、2回リピート率が80%以上になった先生は78%です。
5回リピート率60%以上になった先生は80.5%ですので、誤差範囲内という感じですね。
ここからわかることは、私が開催した問診講座の内容は、リピート率の底上げができるということです。
ですので、受講前に2回リピート率が71〜80%だった先生、5回リピート率が51〜60%だった先生が底上げされたことで数字が上がったと考えられます。
言ってしまうと・・・
現在2回リピート率が50%以下の先生は問診講座を受けても、リピート率は上がるもののいきなり80%以上になる可能性は低い
ということになります。
しかしこれは仕方ありません。
2回リピート率50%以下という数字は、超値引きで来た新患さんでない限りは普通は出ません。
1回の受講では80%以上になるのは、逆に詐欺を教えてんじゃないかって話になります。
ただ、ほぼ9割の先生の先生のリピート率が上がっていることを考えると、素直に受講した内容を実践すれば、10人中9人はリピート率が上がるとも言えます。
治療効果について
これがなぜ上がったのか?
答えは2つあります。
一つは、患者さんの信頼度が初診時からかなり高くなるから。
もう一つは、患者さん自身が我々が提供することに同意しているから。
正直言うと、触診や視診で悪いところを見極め、原因をつきとめ、それが改善されるように治療をすれば良いだけですので、相手が外人だろうが一切会話せずとも治療をして、身体を良くすることはできます。
逆に言えば、せめてそれくらいはできるようになれよって話でもあるわけですが、今回の内容は治療についてではありませんので書きません。
問診は、患者さんの不安を聞き出し、我々が患者さんを触るよりも前に、すでに治る状況を作り出すことが目的でもあります。
問診講座を受講することで、それができるようになるため、ほとんどの先生が「治療効果が上がった」と回答されたのだと思います。
それを考えると、経営だけでなく治療においても問診の重要性がわかります。
問診をただの病態把握や検査と思い込んでおられるのなら、その考えは今すぐ捨てましょう。
12.2%という数字の意味
さて、2回、5回ともリピート率に変化がなかった、そして治療効果も変化がなかったという先生が12.2%いらっしゃいます。
いったい、この12.2%の方はどんな人たちでしょうか?
多分・・・・
「元々2回リピートも5回リピートも治療効果もMAXに近い数字を出しているので、上がりようがない」
or
「講座内容を素直に受け取れないで、守破離の守を実践しないから成果が全くでなかったか」
のどちらかだと思います。
もしくはその両方の先生が混在しているか、ですね。
この数字からわかることは、
すでに自費治療で2回リピート率8割、5回リピート率6割を超えていて、治療の勉強もしっかりされていて、自費でしっかり売上を出されている先が受講する場合は、数字の変化は少ない可能性があるので、問診時間の短縮や、更にブラッシュアップのために受講する分にはいいですけど、明確な数字には反映されないかもしれないということです。
ちなみに私の2回リピート率は、私から断らない限り100%ですので、2回リピート率を私と同じにまですることは可能だと思います。
逆に、学び下手な先生は、先述したように守破離の「守」ができないので、そういう人は受講しないほうがいいでしょう。
というのも、問診講座はすでに公式のように順序までしっかり決められております。
その手法の中でオリジナリティを出していただく、という形ですが、公式通りではないと成果は出ません。
まあもうぶっちゃけて言っちゃうと、
「俺の言うこと聞けないなら最初から受講すんなよ」
ってことになります。
それほど、ちゃんと実践している先生はみな成果が出ているということです。
まとめ
さてさて、問診講座についてアンケートを取ってグラフ化したものを分析すると、色々とわかって面白いですよね。
この問診講座の受講料は高いです。笑
でも、よく考えてみてくださいね。
リピート率が上がれば、その受講料はすぐにペイできます。
マーケティング講座のときもそうですが、朝から夕方までの講座の場合、昼ご飯も提供させていただくため、セミナールームで我々もずっと一緒にいます。
質問はし放題です。
ただし、しんどいですよ〜
脳ミソ沸騰する講座なので、懇親会の際に飲むペースはいつもより落としておかないと悪酔いする可能性があります。
問診の講座もすでに色々出ておりますが、私自身が今でも院をしっかりと経営し、アカデミー会員の先生や受講者の先生が実践して結果を出し続けている内容の講座はそんなにはありません。
この質に関しては業界トップを自負しております。
繰り返しますが、問診とは検査や病態把握で患者さんの身体の状態だけを把握することではありません!
患者さんの表のニーズと裏のニーズ、そしてウォンツ(欲求)までもを把握したり、患者さんとともに未来を創造することを目的に行うのが、真の問診なのです。
「問診講座の受講後のデータを数字で分析してみた。」に2件のコメントがあります
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(2018年8月1日 - 7:22 PM)[…] この方法を実践すれば、8割以上の確率でリピート率も治療効果も上がることが実証されています。(詳しくはこちら→https://www.matsumuramasataka.com/archives/1796) […]
問診より大切なこと – 柔道整復師のための自費導入、成功実践|整骨院自費成功アカデミー
(2018年8月28日 - 6:14 PM)[…] 問診講座の受講後のデータを数字で分析してみた。 […]
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