こんにちは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。
先日私用で大阪市内に出かけていたのですが、さすが大阪!
整骨院が多い!
でも、そのほとんどがろくでもないところばかりですね。
似たような看板がたくさんあったのですが、その中で特に秀逸、いや、特にろくでもなかったのがこちら
ほんま、アホとちゃうか?
さてどっちなんでしょうかね?
30分200円という超激安で人を集めておいて、高額な回数券を買わせる手口なのか・・・
それとも
保険証出させて、請求額が高額になる手口なのか・・・・
両方悪徳ですけど、高額回数券はまだマシですね。
保険となるともはや「違法」となりますね。
そもそもね、「国家資格のプロが・・・・」って、そういうことアピールするなら30分200円みたいなべらぼうに安い金額設定しちゃいかんでしょ。
この院のサイトを見てみましたが、代表はどうみても30歳になったかなってないかの若い感じで、その他に院長まで設定してる。
私自身も29歳で開業したので、別に若いことが悪いことではないですが・・・・・
「やっていいことと悪いことがあるやろ!」
と言いたいですし、若いうちからこんなアホな経営してると長く持ちません。
美容やダイエットにも手を出しているようですが、どれも効果に疑問があると言われたものばかりに安易に手を出している感が出ていました。
多分ノウハウコレクターなんでしょうかね?
「亜急性」もなくなってしまったようですし、保険者自体も厳しい。
最近はうちの院がある西宮市の国保でも回答書を送付しているようですので、本当に厳しいんでしょう。(数年レセしてないのでそのあたりの事情はわかりませんが)
売上に直結するから、なんとか自費の売上を伸ばしたい。
だから、マッサージやったり、美容やったり、ダイエットやったりするわけです。
でもでも、本来はそうではないんです。
美容やダイエットはあくまでサブ。
院の本質である「治療」だけで経営できる状態でありながら、更に多くのニーズに応えるためにメニューを増やすというのが正しい経営だと思います。
ここをはき違えてる人が非常に多い。
なので、接骨院・整骨院で自費治療の売上を伸ばす際には、安易に美容メニューやダイエットメニューを入れるのではなく、まずは自費治療を強化していく方が経営は安定するのです。
ただ、これには前提条件が2つあります。
①治療自体が好きな先生であること
治療が苦手であったり興味がなかったり、嫌いであったりする場合は上達もしませんし、魂も入りません。
本来、そういう人は柔道整復師になってはいけないのですが最近は結構いるようです。
まあ個人的にはそんな柔道整復師には今すぐ死んで欲しいところですが、居るものは仕方ないですので、そういう人たちを淘汰するためにも治療ができる先生方は頑張らないと患者さんの被害が増えますね。
ただ、中にたいして治療できない癖にただ天狗になってる人もいます。
そういう人は治療を強化する意識すらないかもしれないですが・・・・
②分院でないこと
分院は弱い。
うちの院には、よそで治らなかったという方がよく来られます。
その中には本当に重篤な方もおられますが、
「え?この症状って俺が弟子時代に『この症状やったらお前でも対応できるからやってみろ』って言われたレベルのヤツやん」
という症状が「治らない」と言ってこられる患者さんがいます。
うちでは問診時に必ずどこの院に行っていたかを聞くのですが、だいたい分院展開してる院です。
ラーメンのスープと同じです。
経営者自身は治療できたのかもしれませんが、多店舗展開することでスープが薄くなって、本来ならそこそこの経験で治せるはずのものすら治せないレベルになっていることが多いです。
そんな院がいくら治療を強化しても、元々のレベルが低すぎるため、強化して上がったレベルでもちゃんとやってる先生からすると相当下ということになりますので勝ち目がありません。
「もみもみん」とかに屋号変えてマッサージ的なことを格安でやるよう事業転換した方がいいんじゃないですかね?
とまあ、上記二つの条件さえクリアしているのなら、自費の売上を伸ばしたい場合は自分の治療を見直し、その長所を徹底的に強化することで自費治療なんてすぐにできてしまうんです。
昨今、日本国民の健康意識は非常に高くなっているわけですから。
あとは
先生の治療が必要な人に、先生の治療が必要な人が一番活用するメディアで、「あなたのための治療がここにありますよ」とお知らせしてあげる
だけなんです。
究極、マーケティングとはそれだけで事足りるようになるまで濃縮すればいいのです。
いつまでも「付け足す経営」をせずに、我々の仕事の本質をしっかり見つめなおして、経費も含めてムダを削った「スマートな経営」をしてみてください。
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