人のふり見て我がふり直そうと思った話

先週土曜日、夜10時半頃の北新地。

僕は経営者グループのイベントに参加し、その後懇親会、そして二次会という流れからアカデミー特別講師の高橋さんと僕の嫁さん、そしてもう一人私の同業の先生4人で「まだ飲み足りないな〜」ということでお店を探すことに。

わざわざネット検索するのも面倒だし、北新地なので何かあるだろうと本通らへんをウロウロ。

なかなか良い感じの鶏料理のお店を見つけて入ることに。

時間も時間だったからかお客さんはゼロ。
カウンターだけのお店でした。

もちろん、ラストオーダーとかの時間もあるので「まだいけますか?」と確認してからお店に入ります。
とりあえず飲み物を注文し、その後料理に。

メニューを開いても、素材のこだわりとかが書いてあるだけでお品書きは無し。
意味がわからないので、何ができるかを尋ねると

「うちはお任せでやってます」

とのこと。

「じゃあとりあえず刺身的なものを」

と。

出てきた鶏の刺身の盛り合わせは美味。
色々と仕事の話をしながら、それぞれハイボールなどを3杯ほど。

一次会、二次会ともあまり食べずに飲んでいたのでもう少し食べたかったし、刺身が美味しかったので焼き鳥でも注文しようと思い

「すみません、焼き鳥とかないですか?」

と聞くと

「うち、焼き鳥屋じゃないんで」

と「うちの店をバカにすんなよ!」という顔で言ってきました。

さすがにカチンと来ました。

「じゃあ何屋さんなんですか?」

と聞くと

「鶏料理です」

と。

焼き鳥って鶏料理ちゃうんかいっ!と思ったんですが、まあまあムカついてたので、

「じゃあ何ができるんですか?」

と聞きながらもう一度メニューを確認。
するとまた

「うちはお任せで」

と。

ムカついたんで店を出ました。
雰囲気悪くしたので、みんなへのお詫びにそのお店の料金は僕が出すことにしたのですが、4人がそれぞれドリンク3杯。
鶏の刺身が4人前。しめて15000円。
完全にぼったくられました。

この日は別の店で飲み直して、帰宅したのは朝刊が配られる頃(笑)

四十歳超えて朝に帰宅はあきません。
本当は日曜日は朝から手技の勉強会だったのですが、4時過ぎに寝て7時に起きてみたものの、見事に酒と昨日のあのお店のムカムカが残っているので、僕自身が相当不機嫌だったため他の先生に迷惑になると思い練習会も欠席しました。

 

日曜日、とりあえず昼過ぎまで寝て活動開始。
事務仕事などを終え、少し休憩してた時にそのお店をネット検索してみることに。

結構食べログ評価は高いんですよね。
で、調べてみるとコース料理専門だって(笑)

メニューに書いてないし、そんなの。

 

 

で、ふと思いました。
自分の院はこうなっていないか、と。
保険時代は、飲食で言うと完全大衆居酒屋。
白〇屋とか鳥〇族とか、そんな感じ。

完全自費にして、こだわりの専門店スタイルになりました。

 

ブログやFacebookで毒舌、というか本音を吐きまくっているから、気に入らない患者を追い返すイメージを持たれてる人も一部おられるようですが、僕が修業した場所のほとんどはかなりガラの悪い地域でしたし、何より保険でなんでも診ていた時代の人間なので、実は患者さんを受け入れることに関してはかなり懐が広いほうです。

これはほとんど僕を褒めることのない(笑)嫁さんが、保険時代から

「あんたホンマ凄いな。あんなのでも普通に会話して治療して次来させんねや」

と感心するほど。

「もんでくれ」と来た患者さんには、こんこんと治しましょう、対症療法やめましょうと説きます。
なぜそうするかというと、一般の方はもんで治ると思ってる人も多いので、その思い込みを外すことで治療を受ける気になる場合もありますし、ダメだとしても「うちは治すためにある院」ということを理解していただくためです。

保険が効くかどうかの問い合わせがあった場合は、「うちは効きません」とお答えしますが、別に悪いことをしているわけではないし、むしろ正しいことをしてるので、謝ることは絶対にしませんが「うちは扱っていないんですよ。どうされたんですか?」と聞くようにしてます。

症状を言う前に「じゃあいいです」という人は保険でマッサージ希望が多いので別にいいのですが、純粋に外傷以外でも保険が効くと思い込んでいる人には法律の説明をして理解していただき、受診される場合もあります。

このような感じなので、僕がお断りする人というのは本当に本当に非常識な人だけ。
それでも一度は受け入れてから判断します。
もちろん「二度と来るな!」とか言わずに、優しく見送るだけ。
(非常識な人のほとんどが次回予約できない or してもすっぽかす)

できるだけ高飛車にならないよう、誤解を受けないようにやってきたつもりです。

 

また、うちはメニューがない分明朗会計。
初診は8700円、再診以降は6500円。

でも、もしかしたらまだまだ一般の方々には全部理解されるように表現できていないんじゃないだろうか?

 

今回のこの鶏料理屋さんの件で、神様から「気を引き締めろ!」と気合いを入れ直されたような気がしました。

ガッツーーーンと。

お前調子乗んなよ、と。
最近セミナー講師とかやって、人前に立ってるからっていきがるなよと。
お前は所詮、一介の柔道整復師でしかないんやぞと。

そう言われた気がしました。

「勝って兜の緒を締めよ」とはよく言ったものです。
時にお金は人を狂わせます。
僕は開業してすぐにそこそこ流行る院にすることができました。
お金がたくさんありました。
当時柔整の学生だったスタッフにも、歩合制にして破格の給料を渡していました。
そのスタッフは調子に乗り、色々問題を起こしました。
僕もスタッフも狂ってました。
あの頃の僕の器以上に稼いでしまった結果、破滅へと進んでいったんだと思います。

あの頃、僕は「稼げないヤツはアホや」と思っていました。

開業してすぐに数字を出して、調子に乗ってたんでしょう。
完全に天狗だったと思います。

 

今回のお店、食べログ評価は高いんです。
開店したのは2014年。
お客さんからは「美味しい!」と言われ、そこそこ売上もあると思います。

もしかしたらあそこの店主は、少し天狗になっているのかもしれません。

それに比べ、アカデミー会員の先生に教えていただいた30年以上続く割烹の店主はものすごくこだわりはあるのに腰が低い。お客さんの顔色を見て料理の味付けやメニューを考えるほど顧客視点。
だからと言ってすべてのお客さんに媚びへつらうようなことはしません。

食べもしないで「醤油!」と言うお客さんがいると「一度食べてみてください」と丁寧に対応する。
そんな料理人です。

それに比べ、今回のお店は完全に客を下に見ていました。

 

僕自身ああなってはいけない、と思わされました。
反面教師としてあのお店を客観的に分析し、今後の自分の院やアカデミーでのセッション内容に反映させていきたいと思います。

 

最近はちょっと売上の数字が出ると、得意気な顔してコンサルしだす若い治療家が多いです。
彼らは本当にアピールしている売上を出し続けているのでしょうか?
開業して10年も経ってないのに、経営の全部がわかったのでしょうか?

神様が「お前は柔整業界を変えるんやろ。天狗になるな。調子に乗るな。あんな奴らと一緒になるな。まだまだ足りないところがあるんやぞ」と僕にアドバイスしてくれたんでしょう。

これからも精進していきます!

 

P.S
22日(土)は口直しに梅田の超美味しい「焼き鳥」屋さんに行ってきます(笑)


投稿者: 正隆松村

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