行政に影響されない広告を作るために。

こんばんは、整骨院自費成功アカデミー主宰の松村です。

うちは祝日は9時〜13時まで受付しているので、今日は朝から仕事して、昼ご飯を食べて、アカデミー会員の先生のフォローやらなんやらでPC仕事をしてから、半年以上ぶりにサウナスーツ着てランニングしてきました。

うちの家(であり院)から芦屋浜の埋め立て地に入ったところあたりで5kmなんですが、今回は4.5km地点の芦屋浜で断念。

完全に太陽をナメていました。
途中、めまいしてきて死ぬかと思いました。
無茶はダメですね。笑

さて、医療機関では、サイトも広告と見なされ、広告規制の対象になるということ。

ちなみに

エ 病院等のウェブサイトのURLやEメールアドレス等によるもの
【具体例】
① www.gannkieru.ne.jp
ガン消える(gannkieru)とあり、癌が治癒することを暗示している。治療の効果に関することは、広告可能な事項ではなく、また、治療を保障している誇大広告にも該当し得るものであり、認められない。

② nolhospi@xxx.or.jp
「nolhospi」の文字は、「No.1Hospital」を連想させ、日本一の病院である旨を暗示している。「日本一」等は、比較優良広告に該当するものであり、認められない。

参考:医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)(仮称)

このようにドメインもダメなようです。
骨盤矯正もそのほとんどが胡散臭いから、kotsubankyousei.com的なのも規制して欲しいですよね。

もちろんbefore & afterもダメ。
治療効果は患者ごとに異なり、主観が加わるため、サイトを見た人を誤解させる恐れがあると判断され、治療を受けた患者の体験談や手記の掲載を禁止。

医療機関から報酬を得ずに、患者が口コミサイトなどに書き込むのは広告に該当せず規制の対象外となるとのこと。

これ、エキ〇ンの「クチコミ投稿でAmazon〇〇円クーポンプレゼント」とかどうなるんでしょうね。

ところで、5月10日(木)から、あはき師、柔整師などの広告に関する検討会が始まり、5回程度開催されると予定しております。

医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)(仮称)」に目を通してみて、色々考察しておくといいかもしれませんね。

どうせ医科、歯科の後追いをするんですから、我々の業界。
まあ詳しいことはさておき、ぜひ我々業界においても規制していただきたいのがこれです!
↓ ↓ ↓ ↓

第3 禁止される広告について
1 禁止の対象となる広告の内容

(8) その他
品位を損ねる内容の広告、他法令又は他法令に関連する広告ガイドラインで禁止される内容の広告は、医療に関する広告として適切ではなく、厳に慎むべきものであること。

ア 品位を損ねる内容の広告
医療に関する広告は、患者や地域住民等が広告内容を適切に理解し、治療等の選択に資するよう、客観的で正確な情報の伝達に努めなければならないものであることから、医療機関や医療の内容について品位を損ねる、あるいはそのおそれがある広告は行わないものとすること。

① 費用を強調した広告
【具体例】
・ 今なら○円でキャンペーン実施中!
・ 「ただいまキャンペーンを実施中」
・ 「期間限定で○○療法を 50%オフで提供しています」
・ 「○○100,000 円 50,000 円」
・ 「○○治療し放題プラン」

② 提供される医療の内容とは直接関係ない事項による誘引
提供される医療の内容とは直接関係のない情報を強調し、国民・患者を誤認させ、不当に国民・患者を誘引する内容については、広告は行わないものとすること。

【具体例】
・ 「無料相談をされた方全員に○○をプレゼント」
物品を贈呈する旨等を誇張することは、提供される医療の内容とは直接関係のない事項として取り扱うべきであること。

③ ふざけたもの、ドタバタ的な表現による広告

参考:医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)(仮称)

 

そうなんですよね、「3回1980円」って超安売りしてるのに、裏面見たら「治せない治療家は治療家じゃない」的なこと書いてあるんですよね。

品位もクソもないです。そして軸も一貫性もない。

そもそも、値引きしないと集客できないという認知が生まれる原因になります。

ちなみにあの方法は二度と草が生えない焼き畑農業的手法。
いや、狩猟的と言ってもいい。

我々の業界の集客は、それじゃ絶対にダメなんです。

ちなみにあのテンプレ、ホントみんな同じの使ってんですね。

「長年反応率出してるテンプレだからええやないか」

という論理を持ってきそうですが、残念ながら違います。
そもそも、先生それぞれでターゲットが変わります。
理念も違います。季節によっても違います。

反応率だけなら、「どんな痛みも病気も、一発で治します!」ってやっちゃばむちゃくちゃ高い数字が出ますよね。
でもそれ、ウソでしょ?
結局、高い反応率を出そうとすると、どこかでウソが混じるんですよ。

さすがにそれができないから、アホみたいに値引きして、その分元取れるように回数券を売りつけて、最大瞬間風速的に売上を上げて儲かったアピールして、コンサルしだすんでしょうけど、それで院はどうなりますか?

結局、永遠にポスティングするか、院は置いといてコンサルに注力するかになっちゃうんです。

治療家という仕事が嫌いで、治療したくないならそれもいいです。
(どうせメッキはがれるから色々苦労されてるようですが)

しかし、治療が好きなら絶対に手を出してはいけない手法なんです。
麻薬みたいなものですね。

脳みそ、やられますよ。

我々は医療人。
もちろん、気取って威張ってはダメですけど、矜持を持って品位を保ちつつ、集客する必要があります。
いくら自費にしても、それで品位がなくなっては(決して保険でやってる柔整師の品位が高いわけではないですが)意味がありません。

だから、ぜひとも値引き禁止にしていただきたい!
厚労省さま、お願い致します!

そんなぺんぺん草生えなくなるようなことしなくても、ちゃんと患者さんは来ますよ。
うちは5年前に自費に移行して、地味に地味に、毎年年商が120%ずつくらいアップしてます。
どれくらいの伸びか知りたければ、電卓を出して5年前を1として1.2ずつかけ算していっていただければと。

 

では、どうすりゃいいのか?って話になります。
実は、簡単・・・・ではないんです。

正直、大変なんです。

自分をとことん掘り下げる作業もしないといけない。
これがまた辛い。
自分がいかに無能で、ダメで情けないヤツかを知らしめられるほど落とし込む。
その絶望の先に、自分の価値って見つけ出せるんですよね。

ターゲット分析にしてもそう。
単に単価高い患者をターゲット、なんて脳みそに全く汗のかかない、電卓叩きゃわかるような安易なことではダメなんです。
自身の感情を見つめ、甘えていないか、本当にそうなのか、どうなのか・・・悩み、迷い、そして見つけ出していくものが本物なんです。

例えばチラシ。
実は現在、アカデミー会員はチラシ作成に頭を悩ませています。
一流の講師をお招きして、チラシ講座をしたので、もう添削がエグい。
ボツばっか。
もちろん僕も喰らってます。

テンプレを使うのはクソのやることなんです。

徹底的にやらないとね。

だからこそ、マーケティングをしっかり学ばなければならないのです。
そうすると、行政の出方がどうであれ、知恵が出るようになります。
しかも、しょーもない悪知恵じゃなく、本物の知恵が。

知恵とは知識を実践して得たもの。
なので知恵を身につけるまでは苦労しないといけないのです。

しかし、野球でも下手な素振りは千回やろうが下手です。
それと同じで、値引きチラシを100万枚ポスティングしてもダメ。

正しい理論のもと、しっかり脳ミソに汗をかき、そして実践していく。
この方法だと、地味にはなりますが確実なんですね。

治療家として、品位のある院経営、生き方をしたいという先生は「真・治療院マーケティング講座」にお申し込みください。今回が最後の開催となり、「真・治療院マーケティング講座」は今後開催されません。

定員は残り3名となっております。

お申し込みはこちら↓
https://bk-adballoon.com/

からどうぞ。

↓動画での紹介もあります。(30分弱と長い動画ですが)


 

 

投稿者: 正隆松村