毒を食らわば皿まで。


こんにちは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。
昨日は僕の院は休診日でしたので、筋トレのために大阪市内までパーソナルトレーニングを受けに行っていました。

筋トレ前に、そのジムの近くにある喫茶店でランチを食べるのが楽しみなんですが、昨日はあるシーンに遭遇しました。

不正、違法行為って、こうやって蔓延していくんやな〜って典型でした。

僕が行く喫茶店の2軒ほど隣りの整骨院、どうやら分院のようで、会社として分院展開しているようなんです。
で、雇われ院長と会社で分院をマネジメントしている役職の2人の会話。

どうやら、その院の売上が落ちているようで、それをなんとかしようと喫茶店でのお話のようでした。
社長も柔整師で、経営者として生きているようです。
なお、マネージャー的な人も、柔整師でした。
※青字は僕の心の声です

マネージャー(以下「マ」)「保険の請求額が落ちているんで、少し見ましたが平均部位数が落ちてますね。なんでですか?」

雇われ院長(以下「院」)「3部位請求はやめました!」

マ「確かに平均部位数が低いですね。3部位でもっと出してください」

院「いや、それはできません」

マ「なぜですか?」

院「回答書とか増えてきてますし、部位増やすと余計増えそうで怖いです」

マ「1部位でも来るときは来るし、3部位でも来ないときは来ないです」

院「それでも嫌です」

マ「そうですか、少し話を進めますね。うちの会社の想いを聞いて欲しいんです」

 

〜ここから、綺麗事オンパレードの話が始まる〜
(あまりに綺麗事だけどやってることがクソなので文字をう〇こ色にしました)

 

マ「というわけで、それを実現するためには売上を伸ばさないといけません」

院「はい」

マ「うちのグループでは、初回無料で患者を集めるというやり方をしてるんですが、先生の院だけしてませんがどうしてですか?」

院「無料で保険って違法ですよね?違法なことはしたくないんです」

マ「でもそれがうちの会社のやり方ですし、今までどこの院でもそこを患者さんから突っ込まれたことないですよ。実際誰も損しないわけですし」

院「いやこれから先突っ込まれたらどうするんですか?」

マ「その時は負担金もらったらいいんですよ」

院「無料って書いてあるって言われたらどうするんですか?」

マ「その時は逆に保険請求しないで、売上分泣いたらいいんじゃないですかね?」

院「じゃあいつも生産性がどうだって言ってるけど生産性なくなりますよね」

マ「僕も10年近く柔整師としてこのグループで現場に出てましたけどそんな経験ないですよ」

院「でも免許を守りたいので僕は絶対にしたくありません」

マ「それ言ったら保険でマッサージしてる時点で一緒じゃないですか。どうせやってるんですから徹底的にやってもちょっとやっても一緒ですよ」

 

出た〜〜〜、不正柔整師得意の「毒を食らわば皿まで」理論!

 

院「でもそれは治療の一環としてなんとかできます。だから部位数も抑えてるんです」

マ「では自費の売上も見てみますね。〜〜〜〜とこんな感じであまり自費の売上がありません」

 

そりゃそうやろ〜〜〜〜
初回無料(保険請求有り)のところに、数千円支払ってしっかり治したいって意識高い人が受診するかいな。

 

院「そこは頑張っていきます」

 

いやいや、多分頑張っても無理やで(笑)

 

マ「うちの会社の想いをもう少し聞いてもらえますか?」

院「はい」

 

ここからまた綺麗事のオンパレード♪

 

マ「ということで、売上を上げないといけないんです」

院「はい」

マ「請求も3部位を増やしてもらえますか?」

院「頑張ってみます」

 

すんのか〜〜〜い!!

 

マ「初回無料のほうも・・・」

院「それは絶対しません!」(やや食い気味で)

 

せえへんのか〜〜〜い!!

 

とまあ、このやりとりだけ聞くと、悪徳会社が柔整師を言いくるめて不正をさせている構図です。

しか〜〜〜し!この雇われ院長も甘い!

実はこのやりとりの前に、雇用契約書を出してきて試用期間が終われば給料が上がるはずなのに上がってないとか、誰々を電話一本でクビにしたとか(電話一本でクビはだめだと思いますけど)、自分は雇われ院長としての義務(売上を伸ばす、維持する)を果たしていないのに権利ばかり主張し、なおかつ

「いつかは開業します」

と暗に退職することをほのめかして、元々大したことない自分の価値をつり上げようとして、なんとか給料を上げようとするコスさが気に入らない。

そもそも、給料を上げて欲しけりゃ先に売上を伸ばすべき。

それに、経営側のやり方が気に入らないなら、辞めるか、自分の方法で結果を出すべき。
何もしてないのに、この方法はイヤだ(まあ不正だから仕方ないけど)、給料は上げろ、結果はこれから頑張りますじゃあ自分が無能なことをさらけ出してるだけ。

しかも将来経営者になりたいなら、余計に今頑張っとかないと、どうせダメ。

結婚して子供がまだ小さいとか言ってたけど、開業するなら家族は開業するまで持つべきではない。
下手に安定した生活すると、開業するのが怖くなるから。

僕の時代、開業しないと将来がない状況でした。
僕は開業して初めて、コンビニで頭の中で足し算しなくても買い物できるようになりました。
牛丼が500円の時代で、ですからね。

なんとか今踏ん張って、我慢して、開業して上手くやっていく術を身につけないと将来がないんですよね。

今の柔整師は甘すぎまっせ!
しかし、どっちもどっちな柔整師同士が、こうやって不正をやっていくんだと思うとゾッとします。

思わず、

「ええかげんに不正の強要やめとけや!」

と言いかけました。

勤務している柔道整復師の先生。
もしあなたの会社がこんな感じで不正を強要してきたら、即退職しなさい。

「家族が・・・」

あなたの子供を、不正して得たお金で育てるんですか?

「お前はお父さんが不正請求したおかげでここまで大きくなったんだぞ〜」

って言いたいんですか?

分院展開している経営者も、そろそろこういう低レベルなのやめましょうよ。
私の知り合いに相続手続きの専門家がいるんです。

今までものすごい数の相続手続きに携わってきたそうです。
地上げ、脱税、その他不正行為や違法行為だけでなく、人に恨まれるようなことをしてきた人間は、100%ロクな死に方をしてないそうです。

世の中に絶対はない、と言われますが、ほぼ絶対だそうです。

あなたやあなたの会社が不正・違法行為を従業員に強要して、財を成したとします。
嫁さんや自分の子供兄弟が、あなたが寝ているベッドの上で、相続配分で喧嘩するんですよ。

あなたの見えないところで

「あのクソジジイ、はよ死なへんかな」

とか言われるんですよ。

しっぺ返しは必ず来るそうです。
今から真っ白にしていけば、間に合うかもしれません。
良い死に方したいなら、不正・違法行為はやめましょう!

 


投稿者: 正隆松村